名称 | 長さ | 重さ | 特徴 | 地域 |
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戈 (か) (コー) | 100〜300cm | 1.5〜2.5kg | 商・周時代に用いられた騎馬兵主要武器 相手を打ち据えて突き刺す事に向く 長い物は戦車同士の戦い、短い物は徒下の兵士を攻撃するのに用いられた | 中国/商・周 |
クレセントアックス (CrescentAxe) | 60cm〜80cmという広い刃を持つ戦斧 刃先が弓なりに湾曲しており、相手を切り伏せることが出来た イタリアの兵が使っていた物をドイツ兵が持ち帰り様々な形の物に応用変形させた | 西ヨーロッパ | ||
(JedburgAxe) (JeddartAxe) | 250〜280cm | 長い柄に斧刃と鈎爪を持ったバトルアックス 名はスコットランド南東部の旧ロックスバラシアー(Roxburghshire)州の首都に由来する 意味は「ジャッド湖畔の町の斧」となる 火器全盛の頃にもしばし白兵戦で使われた | 西ヨーロッパ | |
(Bardysh) | 東欧で用いられた長柄斧 その大きな斧刃は重量感と圧迫感を出す モスクワ大公国に仕えた歩兵部隊の主要武器として知られる 彼らが用いたのはバルディッシュの中でも特に「短いもの」と呼んで親しまれ、戦斧同様の用法で相手に斬り付けていた 儀式や祭儀用に用いた【大使】と呼ばれたものは刃渡りが150cmに及ぶ | 東ヨーロッパ | ||
(Footman'sAxe) | ドイツ式のハルベルトで斧のような刃とその反対側に尖った刃、そして突く為の切先を備えた武器で、斧の様な長柄武器の総称でもある イギリスでは最もポピュラーな武器でシンプルな物から複雑な形状をした物まで様々な種類の柄頭がある | イギリス | ||
ポールアックス (PoleAxe) | 2.5〜2.9kg | デーン人が用いた戦斧を起源とする長柄武器 鈎爪、金槌、斧刃と鋭い切先を持つ 柄に円形の鍔があるため、ウォーハンマーと識別できる 長さの割にかなりの重量なので両手で扱うことになるが重装した騎士の鎧でも打ち砕ける威力がある | 西ヨーロッパ | |
ロッコバーアックス (LochaberAxe) | イギリスの北方地帯スコットランドで使われた長柄武器 40cm〜50cmという幅広く薄い刃を持つ 他の鉾槍と同様フロックと呼ばれる鈎爪を持ち、馬上の相手を引き落とすことも出来る | イギリス |