名称 | 全長(幅) | 重さ | タイプ・特徴 | 射程 | 他 | 地域 |
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アクゥアル (Aqqar) | 60cm 100cm | 4.6〜6.0kg | アラブに初めて登場したクロスボウの一種 弦を引くには弓を踏み自重を使って引き上げる必要がある この弓は西欧や中国から伝わった物で違う名前で呼ばれることがある | 80〜250m | 別名(西欧より) ジャーハ (Jarkh) 別名:(中国より) ザンバーハ (Zanburakh) | 中近東 |
アルバレスト (Arbalest) (Arbalete) (Alblast) (Arblast) | 75cm (120cm) | 6.0〜8.0kg | イタリアで全盛したクロスボウの一種 ロングボウより有利、と思われていたが実際にはそうではなかったとされている | 80〜300m | 西ヨーロッパ | |
(WindlassCrossbow) | 80〜120cm (80〜120cm) | 8.0〜15.0kg | 巻き上げ機(両手手回し式)付きクロスボウ 強力な矢を発射する為に手では引けないような強い弓を搭載していた | 80〜425m | ヨーロッパ | |
ウタ (Uta) | 90〜100cm | 0.5〜0.8kg | カンバ族の用いるセルフボウ | 80〜250m | アフリカ北部 | |
弩 (おおゆみ) | 推定75cm (推定100cm) | 推定7.0kg | クロスボウ 「弩」の訓読みは「おおゆみ」が正しく、「いしゆみ」との訓読み及び「石弓」の当て字は誤り 「いしゆみ」とは、元々カタパルトやオナガーに近い大型の投石器を意味する言葉で、こちらも日本では普及しなかった為、何時しかこの二つが混同される様になった | 80〜250m | 日本 | |
ガストラフェテース (Gastraphetes) (Gastrapheten) | 130cm程度 (推定100cm) | 8.0kg程度 | 西洋世界最初のクロスボウ | 150〜300m | 古代ギリシア | |
カマサ (Kamtha) | 180〜200cm | 0.5程度kg | ビール族用いるセルフボウ 竹製 | 100〜300m | 南アジア | |
弓 (きゅう) (コン) | 60〜170cm | 0.7〜1.0kg | 中国で用いられた弓 | 100〜150m | 中国 | |
クロスボウ (Crossbow) | 60〜100cm (50〜70cm) | 6.0〜10.0kg | クロスボウ 強力な矢を射るため【クレーンクライン巻き上げ機】を付けた物もある | 60〜300m | ヨーロッパ | |
コンポジットボウ (CompositeBow) | 60〜150cm | 0.2〜0.5kg | 三種の材質を張り合わせた弓 | 150〜550m | 和名: 【合成弓】 (ごうせいきゅう) | 全世界 |
ジェンダワ (Gendawa) | 110〜120cm | 0.7kg | ジャバ島固有のセルフボウの一種 セルフボウだが弓筈(弓の両端=弦を装着する場所)は動物の角を使用する | 80〜150m | 東南アジア | |
重藤弓 滋藤弓 (しげとうゆみ) | 170〜180cm | 0.2〜0.3kg | 藤を滋く(重く)巻いた合成弓 | 90〜180m | 日本 | |
四方竹弓 (しほうたけゆみ) | 100cm前後 | 0.5kg前後 | 四方に竹を張った合成弓 | 150m前後 | 日本 | |
ショートボウ (ShortBow) | 100cm以下 | 0.5〜0.8kg | ショートボウ 戦場では主に散兵戦で用いられた | 90〜225m | 全世界 | |
神臂弓 (しんぴきゅう) (シェンピーコン) | 100cm (140cm) | 8.0kg | 1068〜1077年に西夏出身の李宏(李定とも)が開発、宋に献上した弩 一人で操作可能で鉄甲を容易く貫く威力から軍に広く採用された。 味方だけでなく敵からも高い評価を得ており、金の完顔兀朮に「宋軍の武器で最も恐ろしい」と言わせしめた。 | 150〜500m | 中国 | |
セルフボウ (SelfBow) | 60〜150cm | 0.3〜0.6kg | 弓本体が一つの素材から作られている弓 | 60〜200m | 和名: 【単弓】 (たんきゅう) | 全世界 |
タクシュ (Takhsh) | 60〜75cm (100cm) | 2.0〜4.0kg | クロスボウの一種 合成弓と同等の威力を誇る 中近東で別名で呼ばれる | 80〜200m | 別名: 【ザファーナマ】 (ZafarNama) | 南アジア |
弾弓 (だんきゅう) (タンコン) | 40〜170cm | 0.1〜0.3kg | この弓が放つ物は【矢】では無く石などの【弾丸】である 狩猟用だったが後に暗殺用に用いられる | 80〜100m | 中国・日本 | |
ティム (Thami) | 120〜150cm (120cm) | 4.0〜5.0kg | シャム族固有のクロスボウ 細長い本体に弓を通す穴が開いておりそこに弓や硬い棒・金属棒を通す 分解可能で持ち運びが便利 矢は小さいながらも威力は物凄く虎くらいなら一撃必殺の威力を持つ 至近距離(100mまで)なら、象やサイでも殺せる | 40〜180m | 東南アジア | |
弩 (ど) (ヌー) | 50〜80cm (120cm) | 8.0〜10.0kg | かなり古くから使われていた中国のクロスボウ | 150〜200m | 中国 | |
ナイェン (Nayin) | 110cm (80cm) | 3.0〜4.0kg | ポングウェ族が用いていたクロスボウ | 30〜100m | アフリカ | |
弓胎弓 (ひごゆみ) | 120〜170cm | 0.2〜0.3kg | 合成弓の一種 弓胎とは竹材料のことで竹を裂いて作られた物 | 200〜300m | 日本 | |
ヒンディ (Hindi) | 60〜80cm | 0.2kg程度 | 古来よりインドで使われてきたショートボウ | 100〜200m | 南アジア | |
丸木弓 (まるきゆみ) | 70〜260cm | 0.5〜1.0kg | 読んで字の如く丸木を削って作られたセルフボウ 材質により呼び名も変化 | 50〜100m | 日本 | |
連弩 (れんど) (リエンヌー) | 75〜100cm (80〜140cm) | 1.0〜4.0kg | 中国で使われたクロスボウの一種 一気に打ち出す物と連射できる物がある ただし射程距離・威力共に貧弱 | 35m | 中国 | |
ロングボウ (LongBow) | 150〜180cm | 0.6〜0.8kg | 最高の使い勝手を誇る弓 | 90〜275m | 西ヨーロッパ | |
ラップドボウ (WrappedBow) | 70〜160cm | 0.4〜0.8kg | 動物の腱を裏打ちしたり皮を巻いて強化した弓 | 80〜250m | 和名: 【強化弓】 (きょうかきゅう) | 全世界 |