〜投げ槍〜

名称全長重さ特徴・説明地域
アキュリス
(Aclys)
120〜200cm0.5〜1.5kgラテン語で「小さな投槍」を意味する言葉
しかし大きさは曖昧で2m程度の物も存在する
この投槍はローマに敵対したラテン人が用いた物で知られる
敵を完全に貫くように穂先を細長くしてある
古代ローマ
アザガイ
(Azagai)
100〜130cm0.8〜1.0kg中世スペインのカスティリャ王国の軽騎兵ジネテの用いた投槍
そのことからこれを持つ兵士をジネッタイレスの名で呼ぶ事もある
乗馬した状態で投擲する物
正確に命中させる為弓矢の矢のように
羽が2枚後部末端に付けられている
スペイン
アンゴン
(Angon)
150〜210cm1.0〜1.8kgゲルマン民族大移動のおりに侵入したフランク族の用いた投槍
一般的なそれより重く長いこの武器はソケット状に作られた細身の鉄の穂先を持つ
先端は掛かり鏃がついていて突き刺さるとなかなか引き抜けないようになっている
重い為接近しないとあたらないこの武器の本来の使用目的は
敵の盾に突刺し重くして盾を持てなくする事にある
西ヨーロッパ
イシジュラ
(Isijula)
120〜140cm0.7〜1.0kg南アフリカ共和国東部に居住するズールー族が用いた投槍
短めに作られたこの槍は白兵戦でも有効である
アフリカ南部
ウム・コント
(UmKonto)
120〜150cm0.8〜1.0kg南アフリカのカフィール王国と同盟関係の部族が用いた投げ槍
西欧では『アセガイ(Assegai、Hassegai)』と呼ばれている
細長く軽量に作られており木の葉状や鏃の形状をした穂先を持つ
部族によって形状は異なり、中には特殊な形状をした物もある
長い茎(中子・なかご=剣身などの柄に差し込む部分)を持ち、先端のみを重くし、刺さる時の威力を増すように作られている
軽く細長い為飛翔時の速度が速い
柄の素材はアセガイという高木から作られている
南アフリカ
ジャベリン
(Javelin)
70〜100cm1.0〜1.5kg投擲に適した槍の総称
手で投げるだけでなく、柄尻に指が入る程度の小さい輪を設けたり、「スピアスローワー」という専用の道具を用いることもあった
ヨーロッパ
ズパイン
(Zupain)
140〜180cm1.2〜1.8kg南ペルシア・カスピ海沿岸に居住していたデイラミ族が用いていたとされる中東で広く用いられた投げ槍
穂先は意図的に二又にし、威力と命中率を上げてある
ミリタリーフォークに似ているが、元々は漁具であった物が発展した物だと思われる
中東
ソリフェラム
(Soliferrum)
170〜180cm1.8〜2.5kgイベリア半島のケルト人が用いた全金属製の投げ槍
中央に握りが設けられており、投げやすく設計されている
鋭く尖った石突でも相手を貫通させることが出来る
イベリア半島
標槍
(ひょうそう
:ピァオチァン)
100〜300cm0.8〜2.5kg中国における手で投げる槍の総称
しかし既に発達した弓の技術が発展していた為、あまり槍を投げて攻撃することは無かった
しかし他の部族が好んで使っていた為普及し始める
騎乗した状態でも用いられ、威力は高い物だと思われるが、射撃兵器がより発達した為殆ど使われる事は無かった
中国/宋〜清
ピラ
(Pila)
100〜120cm0.8〜1.2kg古代ローマ兵が用いた細身の投げ槍
ソケット状の長い穂先を持つ
重いピルムとペアで持ち牽制・先制用に用いられた
古代ローマ
ピルム
(Pilum)
150〜200cm1.5〜2.5 kg古代ローマ兵が用いた投げ槍
全長の1/4〜1/3という非常に長い穂先を持ち、さらに付け根に重りまで設けて重く作ってある
古代ローマ
ファラリカ
(Falarica)
160〜200cm1.2〜2.0kgイベリア半島のケルト人が用いた投げ槍
先端に木の葉状の切先を持ち長ったソケット状の穂先
全体の半分ほどは金属製の穂先で重く作られている為、盾をも貫通する
しかしその重さの為長距離の投擲は出来ない上、1本しか装備・所持できない
イベリア半島


戻る


inserted by FC2 system