ルナティックドーン 前途への道標
〜剣士【芹雄】の冒険記〜

〜 第十六章 〜

迷宮探索



芹雄:「よし、では行くとするか。」

 ここは暗黒教会――――魔物の巣窟と化し、冒険者以外は誰も近付く事も入ろうともしなくなった場所。
国が奨めている宗教とは違い、「異教」だった為、街から離れた場所で隠れて活動してた様だが、バレてしまい強制的に終らされた。 街中では無かった為に建物の撤去は無視され、結果魔物が棲みつく様になってしまった――――と仮定。

 建物の入口の扉の前に立つ。

芹雄:「一応いつ戦闘になってもいいように準備はしといてくれ。」

ファンチ-ヌ:「了解!」

藍玲:「いつでもいいアルよ!」

奈香:「頑張ります!」

≪ガコン、ギギイイィィィ…………≫

 最初は玄関…と言った感じの小部屋だった。

藍玲:「……さすがに入っていきなり…では敵居ないアルね。」

 レーダーによる敵の反応はそれなりにあるが、最初の部屋では出なかった。

芹雄:「まぁ、最初の部屋なんてそんなもんだ。次、反応がある。気をつけろ…」

≪ギィィ…≫

 次の部屋は教会らしく礼拝堂のようだ。物凄い広い空間だった。ずらりと並んだ飾台に中央の奥には机が広いスペースで置かれている。 ただ、違う事はここは「日紫(和風)」だという事。つまり、座る所には全て座布団が敷かれている。.

芹雄:「なんと律儀な…」

奈香:「これはいつから敷いてあるんでしょうね。ちゃんと並べてあって、乱れた様子もありませんし…」

ファンチ-ヌ:「まぁまぁ、二人とも。そんな背景どうでもいいじゃないの。」

芹雄:「ま…それもそうか。」

 と、言うなり座布団の上をずかずかと無遠慮に歩き出した

藍玲:「あいや〜…芹さん、それはさすがにマズイと思うアル…」

芹雄:「そうかな…う〜ん、歩けるからいいジャン?」

奈香:「…まぁ、こんな所で風習だのなんだの関係ありませんしね。」

ファンチ-ヌ:「ん?……! 芹雄! 敵よ!」

 ファンチーヌが指差した先―――アンデッド系モンスターが動いたのが見えた。退治ではないので無視してもいいが…

芹雄:「取り敢えず、近付いて来る様子もないし、ここは無視し―――」

ファンチ-ヌ「先手必勝ぉ―――ッ!!」

 いきなり突っ込んで行くファンチーヌ。

藍玲:「ワタシも戦うアルーッ!」

芹雄:「―――て…って、オイ!お前らーッ!! 話を聞かんか――ッ!!」

 ファンチーヌに続いて藍玲も駆けて行った。

奈香:「…ちょっと遅かったようですね……助勢に行きましょう。」

芹雄:「俺って本当にリーダーなんだろうか…?」

 トホホな気分になりつつ、敵との戦闘が開始される。

ファンチ-ヌ:「動死体(ゾンビ)…か…この場所じゃ、なんかお約束って感じね…」

藍玲:「おぉ? ファン、余裕アルね? 見た目とか気にしない方?」

奈香:「私はちょっと苦手ですね…」

芹雄:「7体か…ウザイな。忍びの宝珠! はぁぁ………ッ!!」

ファンチ-ヌ:「まぁね。これでも剣士なんだから、外見でビビってたらやってけないわよ。」

藍玲:「おぉ!さすがアル!」

≪カッ!!――――ブンッ……ドシュ、ドゴッ、ドスッ、ドシュッ、バシュッ、ドガッ、ビシュ、ドゥッ!≫
『オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"……』

奈香:「あ。 ……あの〜、二人とも…」

ファンチ-ヌ:「ふっふっふ…今こそ修行の成果を試す時!」

藍玲:「ワタシも筋力の修行したからちょっとは強くなってるアル。だから芹さんのお役に立てるアルよ〜。」

奈香:「あ、あの…お二人とも…盛上がってる所申し訳ありませんが…」

二人:「何?」

奈香:「…非常に申し上げ難いんですけど……戦闘、もう終ってます。」

二人「え"ッ!?」

 2人の会話が弾んでるうちに、芹雄が一掃していた。

芹雄:「ふぅ。」

ファンチ-ヌ:「いや。『ふぅ。』じゃなくて… 芹雄〜!折角私も戦えるようになったと思ったのに〜っ。」

芹雄:「え? あぁ、悪い…数が多かったからつい鬱陶しくなって…」

藍玲:「それで達人奥義アルか…」

芹雄:「う〜ん…じゃぁ、次の戦闘からはみんなに任せる事にするよ。」

ファンチ-ヌ:「うん!任せてよ!きっと役に立つから!」

芹雄:(自分でやった方が早いから任せられないんだが…まぁいいか。減った分の経験値稼ぎの為に戦わせるとしよう…)

 早く戦いたいのか、ファンチーヌは先に行こうとした。マップを見ていた芹雄はピンク色の点に気付く。

芹雄:「? この点は…この動いてる緑の点は敵…動かない黄色の点は宝だろう… じゃぁ、目に見える場所にあるのに何も無い、この記された点は……… っ! まさか!ファンチーヌ、止まれッ!」

ファンチ-ヌ:「え?」

 そう言って、振り返るが……芹雄が『そこに罠が』と言う前に既に足は出ていた――――

芹雄:「ちぃっ…!」

 ≪ドゴッ!≫

ファンチ-ヌ:「きゃう…ッ! ―――はふぅ…」

 ファンチーヌを突き飛ばし、罠を回避させる。ただ、その一撃はちょっと重かったようだが
 ≪カチリ…≫
 そして芹雄が罠のスイッチを踏んだ。咄嗟の事で解除が出来なかったのだ。
≪ビュンッ!≫

奈香:「あっ……芹雄さん!」

芹雄:「むっ…!」
 この罠は地面から槍だ飛び出す物だった。だが芹雄は寸でのところで回避した。

芹雄:「ふぅ、危ねぇ…」

 攻撃や魔法に強いさすがの芹雄も罠によるダメージはそのまま受けてしまうのだ。下手に食らうと命に関わる。
しかし、今はそれが問題ではなかった…

藍玲「うわーん! ファン〜! しっかりするアル〜! 目を開けるアル〜!」

 ファンチーヌ、ダメージ甚大。っていうか瀕死。

奈香:「芹雄さん!ファンチーヌさんが…ファンチーヌさんがッ…!」

芹雄:「うおッ!?そうだった!忘れてた!」

 急いでファンチーヌの元に駆け寄り、【恩恵札】で体力を回復させる。
暫くして、ファンチーヌが目を覚ます。

ファンチ-ヌ:「……ん、ん…うんん? ―――あ、あれ?」

奈香:「あっ! 目を覚ましました!」

藍玲:「ファン〜! 良かったアルぅ〜!」

 ≪だきっ≫

ファンチ-ヌ:「うわわっ!? ちょっ、藍玲?」

芹雄:「ふむ…もう大丈夫なようだな…いや、済まなかった。」

ファンチ-ヌ:「え? あ、あ〜。いいよ。助けてくれたんでしょ?」

芹雄:「あ、あぁ…そうなんだ。けど…」

ファンチ-ヌ:「?」

芹雄:「いや、なんでもない。無事(?)で何よりだ!」

奈香:「そうですね。生きてて良かったです。例え…」

ファンチ-ヌ:「??」

奈香:「いっ、いえ…と、とにかく傷も癒えた様ですね。良かったです。」

藍玲:「う〜…さっきは死んじゃったかと思ったアル〜…凄い音が……」

ファンチ-ヌ:「???」

藍玲:「い、生きてて良かたアルね〜。」

ファンチ-ヌ:「? ねぇ、何かみんな隠してない?」

芹雄「そそそそそんな事はないぞぅ!なぁ?二人とも。」

 ≪コクコク!!≫

肯く藍玲と奈香。

芹雄:「で、体の調子はどうだ? 立てるか?」

ファンチ-ヌ:「ん? う、ん……っしょっと。うん。大丈夫。」

芹雄:「よーし!じゃぁ次行くぞ〜!」

藍・奈:「おー!」

ファンチ-ヌ:「お、おぉ〜……?」

 3人は先に歩き始め、後に何か腑に落ちないような、心残りがあるような顔で着いて来るファンチーヌ。
前の3人は3人で、同じ事を考えていたようだ。
『罠の槍の方がダメージ少なかったんじゃ?』
と……
この時点で少し時間を費やしてしまったようだ。そして芹雄は気付く。

芹雄(まだ2部屋目じゃねーか!!)



 しかし、この事が怪我の功名となり、以降の部屋で慎重に事が運び、スムーズに事が運ぶようになった。度々戦闘になる事もあったが、基本的に今回は最低レベルの敵ばかりで仲間に任せていても楽勝だった。
順調にマップを埋めて行ってたが、普通に行ける範囲では全部回ったのだが、空白(空黒?)の部分はまだあった。しかも結構な部分が。

藍玲:「取り敢えず、行ける所は行ったアルね…」

芹雄:「う〜ん…」

ファンチ-ヌ:「? どうしたの?芹雄。」

芹雄:「いや…なんかおかしいんだよ…埋まってない部分にもダンジョンレーダーの反応があるんでな。」

藍玲:「でも、この教会の全部のの扉は開けたし…地図見てもやっぱり壁で囲まれてるアルよ?」

芹雄:「う〜ん………? あ、あれ?反応が消えた…?」

奈香:「消えた? ちょっと貸してもらえますか?

芹雄:「ん? ああ…ほいよ。」

奈香:「どうもです。ん……やっぱり…思った通りです。」

ファンチ-ヌ:「何? どういう事?」

奈香:「魔力が完全に消えてます…どうやら篭めていた魔力を使い切った様ですね…」

藍玲:「ええ〜っ? という事は、もう役目終りアルか?1等賞の景品にしてはえらくしょぼいアルね…」

奈香:「いえ…普通の道具なら、壊れて使えなくなりますが、まだ新品同様で壊れていない所を見ると、また魔力を篭めればまた起動すると思います。」

ファンチ-ヌ:「へぇ〜… …っていう事らしいわよ? せ・り・お・す・さん♪」

 芹雄にウィンクを飛ばすファンチーヌ。ニコニコして、澄んだ瞳でこっちを見ている藍玲。申し訳なさそうに頭を下げてダンジョンレーダーを芹雄に渡す奈香。

芹雄:「はいはい…判りました。判りましたよ! やりゃいいんだろ…軽く眩暈がするっつーのに…

 ぶつぶつと文句を言うが、仲間に渡す気なんて更々ないので魔力を篭める。
ちなみに、ダンジョンレーダーは一回魔力を篭めると、5時間の間敵・宝・罠に反応する。
≪カシッ…ギュイン!≫

芹雄:「…ッ! …ふぅ。」

藍玲:「あ。耐えたアル。」

ファンチ-ヌ「…チッ。」

芹雄:「今『チッ』とか言わなかったか…?」

ファンチ-ヌ:「まさか。気の所為よ。」

奈香:「あの、芹雄さん。」

芹雄:「ん? どした? お前もその口か?

奈香:「え? ……いえいえいえ!めめ、滅相も無い!違いますよ! ちょっと気になった事があって…」

芹雄:「まぁ、冗談だ。そんなにビビらんでいいから、言ってみ?気になった事って何?」

奈香:「あ、はい…さっき地図(自動地図作成板)だけ見たんですが…こことかこことかの壁に、色違い…というか、白い枠で囲まれた部分があったんですが…これって何なんでしょう?」

芹雄:「…白い枠で囲まれた壁…? それってまさか!」

藍玲:「ん〜? どれどれ…あ、ホント。しかも偶然にも埋まってない部分に接してるアルね。」

ファンチ-ヌ:「点に気を取られて気付かなかったわね… でも…なんとなく判った気がするわ…ね?芹雄。」

芹雄:「あぁ。『隠し部屋』だろうな。そうと判ったら話は早い…行くぞ。」

――――

 その怪しい壁が見える部屋にやって来た一行。地図と壁を確認しつつ移動。そしてその壁の前に立つ。

奈香:「なるほど…ちょっと見ただけでは判りませんね…」

 奈香の言う通り、パッと見では全く判らない隠し通路だった。壁に付いてる模様が僅かに違っていた。

藍玲:「どうなってるんだろう? ……うわわっ!?」

 少しは抵抗があると思ったんだろう。藍玲は全体重をかけてその壁に見える場所を押そうとし、その結果…

≪ドテッ≫

藍玲:「うぅ〜…痛いアル〜…」

芹雄:「コケたな…」

ファンチ-ヌ:「コケたわね…」

奈香:「コケましたね…」

 三人同時に同じ事を言った。
しかし、次の瞬間。

藍玲「キャ―――――――――ッ!!」

 藍玲が悲鳴を上げる。同時に三人の表情が一気に固まる。

ファンチ-ヌ:「!? 藍玲!」

 藍玲を心配し、呼びかけるファンチーヌ―――その時、既にその場に芹雄の姿はなかった。

奈香:「? 芹雄さん!?何処に―――」

 奈香は芹雄を呼ぼうとしたが、言葉を続けようとした次の瞬間、
≪カシュッ!…カラン、コッ、カラカラ…≫

軽く、硬い乾いたようなモノを斬った音と崩れる音が壁…に見える場所の向こうから聞こえた。

藍玲:「せ…芹さ〜ん!」

ファンチ-ヌ:「どうやら向こうに居るみたいね…」

奈香:「私たちも行きましょう!」

 二人とも壁に向かって進む…壁に見えるのに空気のように何も感じない…不思議な感覚。

奈香:「藍玲さん! 無事ですか? …ッ!」

ファンチ-ヌ:「モンスター…!」

 隠し通路の向こうに居たのは【骸骨男(スケルトン)】。筋肉も無いのに何故動くのか…は今更どうでもいい事なのでおいとく。 弱い部類に入っているが、過去の冒険者らしく武器(主に剣)を持っている為、それなりに攻撃力があり、下手なモンスターや盗賊よりは強力なので注意が必要。

芹雄:「俺達の気配を感じて壁の向こうをうろうろしてたみたいだな。」

ファンチ-ヌ:「骸骨男が6体…ちょっと厄介かもね…」

芹雄:(まぁ…それでも任せて大丈夫だろう。)

 最初は7体いた骸骨男だったが、助けに向かったついでに1体倒した。芹雄は相変わらず前衛だが、今回の迷宮探索は仲間に任せている為防御をしている。

芹雄:「藍玲は… いけるか?」

藍玲:「心配無いアル! もう臨戦状態アルよ!」

芹雄:「そうか。それは何より。ファンチーヌも奈香も、みんな頑張ってくれよ!」

 で、その戦闘も芹雄が微かな傷を受けるだけで終った。

芹雄:「こういう雑魚どもは戦利品を持ってないのがイタイなぁ…」

ファンチ-ヌ:「そうねぇ…でもそんな弱いモンスターがお金になる物を落したら、冒険なんてしなくても生活できるわね…」

奈香:「私達にとっては経験になるから修行の一環ですけど、芹雄さんにとっては本当に邪魔なだけなんですね…」

藍玲:「それでも仲間の為に戦ってくれる芹さんは優しいアルね〜。女性限定だけど。」

芹雄:「フッ…あんまり誉めるなヨ…照れるゼ。」

三人「誉めてません。」

 その部屋の探索を開始する…といっても中央に灯篭が並んでるだけだ。しかし、レーダーを見るとこの部屋に宝があることが示されてる。 丁度、その灯篭の陰になってるところだ。

奈香:「あっ!芹雄さん!宝箱があります!」

藍玲:「わーい!お宝はっけーん! 何が入ってるのかな〜?」

芹雄:「ま、待て!藍玲!開けるなッ!」

 宝箱の蓋に触る前に叫んで藍玲を止める。

ファンチ-ヌ:「ど…どうしたの?芹雄…」

藍玲:「何アルか〜?あ、ひょっとして『リーダーの俺が開ける!』っていう職権乱用(?)アルか?」

芹雄:「違うわ!宝箱にはな…必ず罠が仕掛けてあるんだよ。まぁ、罠を解除できる自信があるなら触れてもいいがな。下手すると爆発するぞ。」

藍玲:「え…そ、そうなんだ…あ、あはははは…じゃ、芹さんに任せるアル…」

芹雄:「うい。よろしい。んじゃ代わりな。」

 藍玲に代わって芹雄が宝箱を開ける。まずは罠解除…上手く解除成功。そして鍵開け…

 ―――――1時間後……

ファンチ-ヌ:「ねぇ、芹雄ぅ〜。まだぁ〜?」

藍玲:「意外と不器用だったアルね〜。」

奈香:「二人とも…そんな責めちゃ駄目ですよ! 芹雄さん…気にしないで下さいね。人間、誰にでも出来ない事は出来ないんですから無理しないで…」

芹雄「お前等うるせーッ!!奈香も出来ないと決めつけるな!」

 ――――更に1時間後…
≪カチッ…≫

芹雄:「……開いた……」

藍玲:「やっと開いたアルかぁ。」

ファンチ-ヌ:「えらく時間がかかったわね…」

奈香:「それくらい厳重に守られるほど重要な物が入ってるって事ですよ!ねぇ?芹―――」

芹雄:「219G。」

奈香:「―――雄さ…ん? え?あの、今なんて…」

芹雄:「219G。」

ファンチ-ヌ:「…本当に?あちゃー…しけてたわね…」

藍玲:「ん〜。残念。でもまぁ、こんなものアルね。」

奈香:「…あの〜…芹雄さん…?そんな気を落さずに…」

ファンチ-ヌ:「そぅよぉ…確かにちょっとしか入ってなかったけど、宝には変わりないわよ。」

芹雄:「あぁ!そうだよ!はした金だよ!そうさ!?俺はこんな惨めな額しか入ってない宝箱を開けるのに2時間強費やしたさ!あぁ、掛かったさ!だからなんだ!?俺が悪いのか? 違うよな?こんな雑魚しか徘徊してないようなダンジョンの宝箱だからこんなけしか入ってないんだよな!?鍵?鍵なんてどの宝箱にもついてるんだよ!簡単な鍵でもいい物が入ってる時だってあるんだよ! 俺だってまさか219Gしか入ってないとは思わなかったよ!それで、何か?『こんなに時間かけたのに219Gしか手に入らなかったなんて、どう責任とってくれるの?』とでも言うのか!?言うがいいさ! 所詮俺なんてその程度さ…ふ…フフフフフ……」

 芹雄が狂った

奈香:「芹雄さん…落ちついて…」

ファンチ-ヌ:「ショックなのは判ったから。それに誰もあなたを責めてないでしょ?」

藍玲:「気を取りなおして、次行くアルよ!まだ宝はあるんでしょ?」

芹雄:「うぅ…期待してたのに…」

 ……てな事もありーの、他の隠し部屋にも行き、全ての宝を回収。ついでにモンスターも全滅させた。
マップも完成し、今回のダンジョン探索は終了。一先ずの目的は達成された。

芹雄:「宝の合計…1000G行かなかったな…」

 帰り道、誰にも聞こえないくらいの声でポツリと一人愚痴た。


 まぁ、金なんて腐るほどあるんだ!気にするな芹雄!
東方都市に戻って何をするんだい?
それは次回のお・た・の・し・みvVウフッ。

つーわけで、以下次号じゃ!


第十六章

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